概要:
ダート1200mのスタート地点から2コーナー方向に200m下がったポケットからスタートする。スタート直後の直線部分が内枠で約150mが芝という変則コース。中山ダート1200mと同じくコース外側の方が芝の部分が長いため、外枠有利と思われがちだが、実際はあきらかに内枠有利とのデータがでている。
脚質別分析:
勝利数の割合で見ると、1200mに比べ「追込み」が増えた分「逃げ」の比率が減っている。それでも「逃げ」「先行」有利は変わらないが、複勝になるとさらに「追込み」が増え、「逃げ」「先行」と「差し」「追込み」は拮抗している。
馬番別分析(単勝式):
単勝で見ると出現率100%を超えているのは内枠で5個、外枠で2個なので内枠有利である。逃げ馬の勝率は外枠で大きく低下している。
(対象期間:2012年~2021年)
(サンプル数:465)
馬番別分析(複勝式):
複勝で見ても、内枠が安定的に出現率100%程度を維持していることから、8番枠以内の内枠が有利である。ただし、回収率は大差ないので内枠は売れやすい、といえる。逃げ馬の複勝率も8番枠以内が有利で外枠は相当不利。