中京競馬場・ダート1800m

概要:

直線の半ばあたりからスタートし、トラックを一周するコース。1コーナーまでは300mほどあるので枠順の有利不利はあまりないが12番より外枠は若干不利である。

[中京競馬場ダート1800m コース概略図]

脚質別分析:

単勝に関しては、距離は長いが、ダート1200m並に「逃げ」有利なコース。ただし、「先行」は逆に比率を減らしている。1コーナーまでの逃げ争いが起きやすいため、逃げられずに好位に控えた馬の成績が振るわない可能性が高い。

(対象期間:2012年~2021年 サンプル数:622)

馬番別分析(単勝式):

明らかに10番枠より外は不利である。

◆15番枠の単勝回収率が突出しているのは、2017年4回中京2日第7レース「サラ系3歳以上500万下」で後方待機の「ディスカバー」が差し切って、単勝45,010円をつけたからである。ちなみにこのレースの3連単は、単勝人気で15番人気-6番人気-14番人気で決まり、歴代3位の払戻22,946,159円を記録している。

[馬番別単勝(比)出現率と回収率]
[馬番別 逃げ比率(逃げ回数/出走回数)と逃げ勝率(逃げ勝数/逃げ回数)]

馬番別分析(複勝式):

複勝で見ると4番枠以内の成績がいい。外枠では、前記の「ディスカバー」の複勝が万馬券となったことで15番枠の複勝回収率が多少高くなっているが、それを除けば11番枠より外は不振で、複勝を買うなら内枠ということになる。

[馬番別複勝(比)出現率と回収率]
[馬番別 逃げ比率(逃げ回数/出走回数)と逃げ複勝率(逃げ複勝数/逃げ回数)]
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