概要:
スタート地点から300mほどで大きなRをもつ3コーナーに差し掛かるため、内枠が圧倒的に有利なコース。7番枠より外の枠は割引が必要。ただし、馬場が改修された2012年からのデータなのでサンプル数は少なく、信頼性はそれほど高くない。
脚質別分析:
中京芝コースの中では最も「逃げ」が決まりやすいコースである。ただし、「追込み」の出現率も芝2200mについで高く、極端な結果になりやすいコースと言える。
(対象期間:2012年~2021年 サンプル数:213)
馬番別分析(単勝式):
馬番ごとに凹凸があるが、傾向的に内枠有利は明らかである。12番枠の回収率が突出しているのは、2016年1回中京4日第10Rで単勝16番人気の「アグネスキズナ」が後方一気を決め、単勝11,620円を付けたため。
■外枠は出現率は高くないが、「アグネスキズナ」のように、人気薄の追込み馬は妙味があるかもしれない。
■逃げ比率をみるとあきらかに内枠が逃げやすい傾向にある。ただし、外枠から逃げた場合でも勝率は大差ない。
馬番別分析(複勝式):
複勝の方が単勝に比べ約3倍の的中数があるため、データがより安定し、傾向が見やすくなる。複勝圏内に来るには、5番枠を頂点として適度な内枠が有利である。