2023 Version
2023年版阪神競馬場編です。阪神競馬場の芝9コース+ダート4コースの各コースの特徴を「脚質別分析」「馬番別分析」「単勝オッズ分析」および「クラス別分析」の手法で明らかにします。
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内容紹介
脚質別分析
各コースの単勝(または複勝)の入賞馬をその脚質(最初のコーナーの通過順)で分類し、比較します。
サンプルのページは、ダート1200mの脚質別単勝数分布です。単距離のため、「逃げ」「先行」が圧倒的に有利なことがわかります。
さらに、回収率で見ると「逃げ」は200%を超えていて、「先行」でも100%を超えているので、最初のコーナーで4番手以内の馬を買っていれば確実に利益が出ることを示しています。
馬番別分析
出走各馬の馬番毎に単勝(または複勝)の入賞数をPHR(比出現率)で集計し、回収率とともにグラフ化し、どの枠(馬番)が有利かを示します。
また、馬番毎に逃げ比率(逃げ回数/出走回収)と逃げ勝率(逃げ切り数/逃げ回数)をグラフ化し、どの枠(馬番)が逃げ切りやすいかを表します。
サンプルページは、ダート1200mの馬番別分析(単勝)データです。上のグラフからは内枠が不利で、外枠が有利なコースということがわかります。また、下のグラフからは、逃げた場合は中枠が勝ちやすい、という傾向が読み取れます。
単勝オッズ分析
出走馬をその単勝オッズのレンジで分類し、レンジ毎の回収率をグラフ化しています。ARは「逃げ」「先行」に限定した分類です。
この例のダート1200mの単勝回収率では、ARの9倍台以上の高配当レンジで100%を超えていて、オッズが高いほど回収率が上がり、低人気の逃げ先行馬の単勝は確実に利益が出ることがわかります。
クラス別分析
レースを出走条件クラス毎に分類し、それぞれの脚質別のPHRと回収率をグラフ化します。この例では、ダート1200mにおいては新馬を除けば1勝クラスの逃げ馬が最も高い回収率をあげていることがわかります。また、逃げ馬が最も好成績なオープンで最も回収率が低く、他のクラスでは100%を超えている先行馬の単勝回収率もオープンでは100%を切っているように、オープンでは逃げ先行馬が過剰人気になりやすいことが推察されます。