中山競馬場・ダート1200m

概要:

スタート地点が芝で斜めにダートコースに入るため、外枠の走路が芝の部分が長い、という変則コース。そのため、外枠有利が定説である。

中山競馬場・ダート1200mコース概略図

脚質別分析:

中山のダートコースの中では最も「逃げ」「先行」が有利なコース。ただし、複勝では「差し」「追込み」も健闘している。

(対象期間:2001年~2021年)

(サンプル数:2,757)

馬番別分析(単勝式):

11番より外の枠は、全て出現率が100%を超えていて、確実に有利といえる。ただし、回収率は大差ないので、それなりに人気になっていることがわかる。

[馬番別単勝(比)出現率と回収率]
[馬番別 逃げ比率(逃げ回数/出走回数)と逃げ勝率(逃げ勝数/逃げ回数)]

■11番枠より外の枠は、逃げた場合に内枠より勝率が高いが、大外の16番のみが内枠並みの勝率になっている。16番枠はその内側の12~15番枠に比べ、逃げ比率も多少高く、無理して逃げる場合が多いことをうかがわせる。

馬番別分析(複勝式):

外枠有利は、単勝と同様。逃げ単勝率は、外枠優勢だが、逃げ複勝率はほぼフラット。

[馬番別複勝(比)出現率と回収率]
[馬番別 逃げ比率(逃げ回数/出走回数)と逃げ複勝率(逃げ複勝数/逃げ回数)]

■このコースは逃げ有利が顕著で、どの枠からでも逃げれば約50%前後の複勝率となっている。

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