概要:
スタート地点が芝で斜めにダートコースに入るため、外枠の走路が芝の部分が長い、という変則コース。そのため、外枠有利が定説である。
脚質別分析:
中山のダートコースの中では最も「逃げ」「先行」が有利なコース。ただし、複勝では「差し」「追込み」も健闘している。
(対象期間:2001年~2021年)
(サンプル数:2,757)
馬番別分析(単勝式):
11番より外の枠は、全て出現率が100%を超えていて、確実に有利といえる。ただし、回収率は大差ないので、それなりに人気になっていることがわかる。
■11番枠より外の枠は、逃げた場合に内枠より勝率が高いが、大外の16番のみが内枠並みの勝率になっている。16番枠はその内側の12~15番枠に比べ、逃げ比率も多少高く、無理して逃げる場合が多いことをうかがわせる。
馬番別分析(複勝式):
外枠有利は、単勝と同様。逃げ単勝率は、外枠優勢だが、逃げ複勝率はほぼフラット。
■このコースは逃げ有利が顕著で、どの枠からでも逃げれば約50%前後の複勝率となっている。