概要:
芝2000mのコースは内回りだが、外回りに替えると2200mになる。内回りと異なり、1コーナーから4コーナーまで、常にRのある変則的な形状のため、ペースが上がらず、逃げ先行で決着することが多いと言われているがその真相は・・・サンプル数が少ないため、データのばらつきが大きい。2000mと対照的に18番枠はここ21年間で25回出現したが、まだ未勝利である。
脚質別分析:
実は、中山芝2200mは中山の全コースの中でも最も「差し」「追込み」の勝利比率が高いコースである。「追込み」が決まる率は若干芝2000mに劣るが、「差し」が増加して3回に1回以上となっている。複勝はさらにその傾向が強まっている。
(対象期間:2001年~2021年 サンプル数:299)
馬番別分析(単勝式):
単勝の出現率においては、内枠と外枠が不利で中ほどの枠が有利。
馬番別分析(複勝式):
このコースの複勝は枠番による差異はほとんどない、といえそう。
■ただし、逃げ馬の複勝率は内枠、外枠が悪く、中ほどの枠が良い。